「教科担任制」の対象に体育も【気になるニュース59】
こんにちは、Yです。
今日は教育関係のニュースを1つ。
このニュース、前から気になっていたのです。
小学校高学年での教科担任制の導入。
私は個人的にアリだと思っています。
『英語』『理科』『算数』で導入が予定されていましたが、『体育』が追加されたようですね。
これは教員にとっても児童にとってもメリットがあるように思います。
小学校の担任は基本的に全ての教科を教えますので、授業準備の時間がかなりかかります。
この点において、教科担任制にしてもらえると少し負担が減ります。
各教科担任とのやりとりや調整は増えますが、授業&準備をしていただけるメリットの方が大きいと考えられます。
また、低学年のうちは担任との関係を築くことが第一ですが、高学年になると様々な先生との関係を自分で作っていく必要があります。
委員会やその他の役員などで他の先生と関わる機会も増え、担任を介した付き合いではなく、自分自身で様々な人と付き合っていく段階へ入るのです。
これは、中学校へ移行するための1つの練習であり、人付き合いを学ぶ機会と考えています。
しかし、これを上手く出来ない児童は結構多いのです。
担任以外が教える授業でクラスが荒れてしまうことがあるのは、担任以外と上手く関われない児童が多いという要因があると私は考えています。(もちろんその担任以外の教員に問題があるパターンも多々あるのですが)
この問題を、教科担任制導入で緩和していけるのではないかと期待しています。要するに『慣れ』です。
私たち担任は、自分とクラスの人たちとの関係を築くことがまず大切ですが、どの先生相手でもきちんと付き合っていけるように指導していくことも必要です。
これがまた難しい。
人付き合いを教えるというのは、とても難しいことなのです。
ですので、今回のこの教科担任制導入で『慣れる』ことが出来たら、少し指導もしやすくなるのかなと思っています。
今後も注目しておきたいニュースです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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