こんにちは、Yです。
昨日書いたこちらの記事の続きです。
rico-ysan.hatenablog.com
席替えに関して、たくさんコメントいただきありがとうございました。読ませていただきました。
ちなみに教員は4月に必ず席替えがあります。
学年組織が変わるので、それに伴って席を組み直すわけです。
机移動のドサクサに紛れて良い椅子(クッションがしっかりしている)を取り合ったり、机の下から「何でこんなものがココに!?」と思うものが出てきたり、なんだかんだ盛り上がるのでYさんはこの時間が好きでした。
※こんなことで盛り上がっているのはYさんの周りだけかもしれません。
さて本題です。
「隣の席の先輩の注意の仕方が気にくわないから、席替えをしてほしい。」と言い出した(友人Kさんの)後輩の話でした。
今回は「注意の仕方が気にくわない」件。
これも、小学4〜5年生でよく聞く話です。
3年生くらいまでは、先生に叱られると素直に謝る人が多いのですが、4年生以上になると難しくなってきます。
自分が悪いとわかっていても、「注意の仕方が腹立つ!」なんて言って、素直に謝ることが出来なくなってくるのです。実はこれも成長の1つなんですが、このまま放っておいてはいけません。
Yさんのクラスでは、担任以外の先生に叱られた時にこう言い出す人が多かったので、次のような流れで指導をしていました。
- なぜ注意を受けたのか。
- 注意を受けた点に関して良くないのは誰か。
- 『注意されたこと』と、『注意の仕方が腹立たしいこと』は別問題であることは理解しているか。
- では、【まず】謝らないといけないのは誰か。
とりあえずここまでで『注意されたこと』に関して話をします。
特に3つ目が大事です。
「とにかくあなたが悪いんだから謝りなさい。」なんて言おうもんなら永遠に解決しません。
それとこれとは別問題なんだから、とりあえずそもそも良くなかったのは誰?という方向で話をします。
すると、ほとんどの場合「謝らないといけないのは自分です。」と答えてくれます。
次に、別問題だよと伝えていた『注意の仕方が腹立たしい』ことに関して話をします。
伝えるのは主に次の4点です。
- 全ての人が自分の気持ち良いように話をしてくれるとは限らないこと。
- これから先、時には理不尽なことも起こり得ること。
- それを防ぐには、そもそも『注意されるようなこと』をしないこと。
- 「私も悪いけどあなたの言い方も良くないですよね。」なんて言っているうちは、本当の意味で反省などしていないこと。
これらを伝えた上で、「悔しかったり悲しかったりしたときはいくらでも話し相手になるから、そこに関しては遠慮しなくていい。」と話すことにしています。それくらいの抜け道を残しておかないと、イライラを解消できずに苦しむことになりかねないからです。
小学4〜5年生は、とても多感で大人に反発したくなる時期です。
だからこそ、こういったことを丁寧に指導しないといけないと思っています。
さて、例の後輩さん。
「注意の仕方が気にくわない」ですか。
「小学生か!」
今日書いたこと全て指導したい。
友人Kさんの苦悩は続きそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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