教員の不祥事が多いから素敵な先生の話をしてみる②
こんにちは、Yです。
先日書いたこちらの記事。
Yさんが教員だから目につくのかもしれませんが、最近教員の不祥事が多過ぎる気がします。
悲しい。
「教育者なのに!」という思いから、記事にしやすいのかもしれませんね。
確かに(教育者のくせに何やってんだ!)と思うようなことしてるんですが。
さて、上の記事で紹介させていただいた教頭先生。
素敵エピソードをさらに紹介させていただきます。
良い先生もいっぱいいるよ!と発信していきたい。
夏の楽しみ、水泳の授業。
Yさんの学校では(どの学校もそうなのかも)、指導をする先生以外に、陸上監視という役割の先生が1人付きます。基本的には、プールサイドから授業中の子どもたちを見守ります。水泳は命に関わる事故も起こりうるので、人の目を増やすこと、すぐに動ける人を増やすことが主な目的だと新任の頃習いました。
この役割は誰が担うかというと、その時間に授業が無い先生です。
低学年担任の先生は、クラスの児童が下校した6時間目に担当することが多いです。
高学年の先生は、音楽などで専科の先生にクラスを預けられる時間に担当しています。
もちろんそれだけでは埋まらないので、その他の時間は管理職や空き時間の専科の先生が分担してくださるのです。
ある日、音楽の時間に陸上監視に当たっていたYさん。
プールへ行くと、その前の時間に陸上監視をしていた教頭先生がいらっしゃいました。
Y「次の時間私なので変わります。」
教「いいよ、次も僕が見ておくよ。」
Y「いえいえ、申し訳ないです。お仕事もありますし…。」
教「Y先生も仕事はあるでしょう?いつでも変わってあげられるわけではないけど、今日は大丈夫だから遠慮しないで。この隙に丸付けでもしておいで。」
Y「いいんですか…?」
教「いいよ。陸上監視は誰にでも出来るけど、クラスのことは担任にしか出来ないからね。」
Y「……。(優しい…。)」
教「それに…」
Y「?」
教「今この学年『水泳大会』やっててね、子どもたちが企画・運営して盛り上げてるんだよ。良いことだよね。最後まで見たいから代わってくれる?(小声)」
この時も、(小声)の部分はめちゃくちゃ笑顔でした。
Yさんの仕事のことを気遣ってくださった上に、子どもたちの水泳大会を最後まで見たいと思ってくださる先生。
ありがたいです。
Yさんに気を遣わせないように「最後まで見たいから〜…。」と言ってくださったのもあると思います。
後から、「書類仕事ばかりしていると、子どもたちと関わりたくなる。だから陸上監視は楽しいんだよね。」ともおっしゃっていました。
素敵な先生!
またどこかで一緒に働きたいな〜と思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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