「教育に生涯を捧げるのであれば、学び続ける覚悟をしなさい。」
こんにちは、Yです。
今週のお題「感謝したいこと」。
「こんなんありすぎて1記事で終わるわけないやん!」(3回目)
感謝の気持ちは尽きませんが、今日で最後となります(お付き合いいただきありがとうございます。)
最終日の今日感謝したいのは、大学時代の恩師C先生。
前回の記事でも書きましたが、Yさんはかなり傲慢な性格をしていました(おい)。
そんなYさんが大学時代もっとも慕っていたC先生。
3年生以降はC先生の研究室で学ばせていただいていました。
Yさんが3年生で教育実習に通っていたときのことです。
Yさんが授業をするということで、C先生が見に来てくださいました。
授業は滞りなく進み、Yさん自身はなかなか上手くいったと思っていました。
しかし、放課後の反省会で、校長先生から長時間の厳しい指導を受けたのです。
帰り道、Yさんは結構ショックを受けていましたが、C先生はずっと楽しそうに笑っておられました。
「あの校長先生手厳しいね。」と。
「少なくとも実習生に指導する内容ではなかった。それほど難しいことをおっしゃっていた。それがどういうことかわかる?」
成長させようとしてくださったのでしょうか。
「多分そうだろうね。だってYさん、黒板の字が整っているとか、声の通りが良いとか、そういうこと言われて喜ぶの?」
いいえ。出来て当然です。(こういうところがもう傲慢)
「ちょっと落ち込んでるみたいだから一応慰めるけど(笑)、僕は実習生としては満点以上だったと思うよ。でも、だからといって満足していいわけじゃないよね。」
はい(ちょっと嬉しい)。
「今の段階で満点以上だとしても、教員に終わりはないんだよ。授業を見せれば必ず否定的な意見が出るし、指摘も受ける。僕でも、という言い方はえらそうに聞こえるかもしれないけど、僕が今授業をしたって同じように否定されたり指摘されたりする。」
そういうものでしょうか。
「そういうものだよ。だからねYさん。」
はい。
「教育に生涯を捧げるのであれば、学び続ける覚悟をしなさい。」
…。
「今出来ていることは褒めてあげればいい。でも満足してはいけない。この先何年も、否定されて、指摘されて、その度に学んでいかなければならない。もう1度言うけど、教員に終わりはないんだからね。」
…。
「だから校長先生は手厳しいことを言ってくださったんだよ。実習生としてよく出来ていると褒めて終わるんじゃなくて、もっと先の段階を学ばせようとしてくださったんだよ。熱意のある良い校長先生だね。」
Yさんは、働き出してからもこのときの会話をずっと覚えています。
昨日の記事に書いた通り、若手教員時代は『人と一緒に働く』という意味をよく理解しておらず、先輩からの指導に対して言い返すこともありました。しかし、授業に関してはC先生の言葉があったためか、わりとすんなり他の先生の意見を受け入れることが出来ていました。それだけではいけないということは、その後少しずつ理解していったわけですが…。
今でも他の先生方と授業を見せ合うことは多くあり、C先生のおっしゃる通り、必ずいろいろな意見が出ます。その度にC先生のことを思い出し、今日も学ぶんだという思いをもつようにしています。
本当に感謝しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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