独断と偏見で楽しく教育を語る

仕事大好きな現役の小学校教員が、学校やお家で活かせる指導法などを語るブログです。同じ仕事をしている方はもちろん、教員を目指している方、小学生のお子さんがいらっしゃる方(保護者さん)、いろいろな方の参考になればいいなと思います。

「自分のことじゃなくて人のことで泣けるようになりなさい。」

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こんにちは、Yです。

今週のお題「感謝したいこと」。

 

「こんなんありすぎて1記事で終わるわけないやん!」と、思わずバリバリの関西弁でツッコんでしまいました。

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今週は感謝週間になるかもしれません。

 

今日感謝したいのは、小学校のときの担任の先生です。

教員としても人としても、とても尊敬している方です。

ここでは仮にA先生とさせていただきます。

 

 

その昔、Yさんはあまりかわいげのない子どもでした。

母親曰く、「1歳ぐらいで全てを悟ったような顔してた。」そうです。

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口が達者で、子どもにしては頭の回転が速かったようで、大抵のことを上手くこなしておりました。それゆえに、先生に叱られるという経験がありませんでした。

 

Yさんの学年はやんちゃな児童が多く、結構な荒れ具合でした。

A先生が担任になった日、いつものごとく騒ぐクラスメイトと、その陰に隠れておしゃべりをするYさんたち(おい、自分のことながら1番タチが悪いぞ)。今までなら、やんちゃたちが叱られて終わりでしたが、A先生は真っ先にYさんたちを叱ったのです。

 

「あなたたちそれでいいの?」

 

その瞬間Yさんは、(この先生ちゃんと怒ってくれる先生や。)と、なぜか嬉しかったことを覚えています。

 

厳しいA先生でしたが、普段は面白く頼りになる先生で、Yさんはすぐに好きになりました。

 

その頃Yさんは、友人関係で悩んでいることが1つありました。前年度から嫌がらせのようなことをしてくる人がいて、何かある度にYさんはピーピー泣いていたのです。

そんなある日、またも泣かされたYさん。

意を決してA先生に相談することにしました。

するとA先生、慰めるでも励ますでもなく、一言。

 

「Yさんはさ、自分のことじゃなくて人のことで泣けるようになりなさい。多分出来るでしょう。」

 

不思議なことに、その一言で涙がすっと引きました。

何を今までピーピー泣いていたのだろうかと、馬鹿らしくさえ思えたのです。

 

その日以来、誰に何を言われても、泣くということが無くなったように思います。

代わりに、友だちが責められたときや悩んでいるときに、怒ったり泣いたりするようになりました。

今でもそうです。

自分のことより人のことの方が、腹立たしかったり、悲しかったり、嬉しかったり、感動したりするのです。

 

本当にA先生の一言からです。

あの日は、今のYさんにつながる大切な日なのです。

 

A先生は、他の人に対しては慰めたり励ましたりすることもありました。

ではなぜ、Yさんにはあの一言だったのか。

おそらく、Yさんのことをよく見ていて、Yさんの性格もよくわかっていてくれたのだと思います。

だからこそ、1番Yさんに響くであろう言葉を選ばれたのだと思います。

現在同じ教員という立場になってみて、それがどれほど凄いことなのかがわかります。

それと同時に、教員は人の人生に関わる仕事なのだということを実感します。

 

 

A先生は、Yさんが高校生のときに亡くなりました。

忘れもしない、8月のとっても暑い日でした。

お通夜では、当時のクラスメイトがみんな涙していました。

やんちゃくんたちも、「俺らが1番迷惑かけたんや。」「最後ぐらいちゃんとせなあかんな。」と言いながら参列していました。

 

Yさんは、A先生の教え子であることを今でも誇りに思っています。

A先生の真似をしていることもたくさんあります。

立派な教員になって、今後もこの仕事を楽しんで続けていくことが、A先生への恩返しだと思っています。

本当に感謝しています。

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 最後まで読んでいただきありがとうございました。
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