【授業構想②】『車』チャレンジ!全教科の授業を提案する
こんにちは、Yです。
出ました【授業構想】第2弾。
ただただ授業提案するだけではなく、1つの題材で全教科の授業内容を考えるという自分で自分の首を絞めるシリーズですね。
時間をかければいくらでも考えられますので、制限時間は1時間とします(自己申告だが)。
1つの授業を提案するなら、時間をかけて1つの記事で詳しく描きますが、このシリーズは全教科考えられるかというところに重きを置きますので、詳しい指導案はつきません。Yさんの語りのみです。クオリティも期待しないでください(小声)。
前回の『さつまいも』チャレンジが個人的にすごく楽しかったので、シリーズ化することにしました。
第1回の『さつまいも』がこちら。
読書→感想文・感想画のように、1つの教科・活動で終わらずに、いろいろな教科で取り上げることってすごく大切なんです。物事を多角的に見ることができるようになったり、普段以上に興味をもって取り組むことができたりと、メリットも多いです。
今回は何チャレンジにしようかな~と、出先からの帰り道に考えておりました。そして、帰宅してすぐ目に入ったのが『車』。実はYさん、10年近く教員を務めるような年齢でありながら、運転免許を取得したのは昨年。働きながら教習に通う日々…(どうでもいいのでこの話は省略)
よし、『車』を使おう。
動機はさておき。
『車』チャレンジいってみましょう!
(1)国語
1.作文
定番ですね。ただし、全員家に車があるとは限らないので、車を使って『説明文の練習をする』などにした方が良いかと思います。
Yさんが1年生を担任したときは、『じどうしゃくらべ』という単元があったので、1人1つ好きな自動車を選んで、『つくり』と『はたらき』を書くという授業をしていました。
中・高学年なら、もう少し詳しい内容が書けそうですね。
2.詩
こちらも定番です。『車が走る』など、クラス全員共通の題名で書くなどしてもおもしろいかもしれません。「走っているときの擬音語を1つは入れること!」など、縛りをかけてもいいですね。
また、車目線で書いても面白いかもしれません。
3.読書
車が題材の絵本や物語を読むことができます。絵本であれば、読み聞かせもいいですね。
読み聞かせにおすすめの絵本
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『のりもの いっぱい』
作:柳原 良平
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幼児向けに感じますが、いろいろとやりとりしながら読めるので、低学年への読み聞かせにはおすすめです。
(2)社会
1.自動車工場調べ
工業に関する単元で、自動車工場について調べます。実際に見学を受け付けている工場もあるので、社会見学に行くとさらに興味をもつことができます。
2.車に関するグラフから読み取ったことをまとめる
都道府県別の生産台数や所持数、工場のある地域など、1つのグラフや表を選びます。そこから読み取れることをまとめ、1人ずつ発表していくと面白そうです。
Yさんのクラスでは、所持割合(100人あたり何人が車を所持しているか)のグラフでいろいろ話し合って、かなり盛り上がったことがあります。
(3)算数
1.時速計算
『時速』の学習に車はぴったりです。徒歩や電車との速さ比較、2つの車の速さ比較など、いろいろなパターンで練習できそうです。
2.車で文章問題作成
『時速』『分速』などを使い、速さの文章問題が作れます。低学年の場合、『台数』を使ってもいいですね。概数の学習では『生産台数』『出荷台数』などが使えそうです。作った問題を解き合うことで、さらに理解を深めることができます。
(4)理科
1.はたらきシリーズ
風のはたらき、電気のはたらき、電磁石のはたらきなどで、車を使ったキットがあります。小学生がとっても好きな教材です。これを『車』のくくりにしていいのか迷いましたが。
(5)生活
1.車のおもちゃ作り
おもちゃ作りと言ってもやり方はいろいろあります。ゴムや磁石、風などで遊んだ後で、どれか1つの性質を使って車のおもちゃを作るというのが面白そうです。もちろん最後は『どの車が1番速く走るか選手権』ですね。そのために、何かしらの性質を使って速く走る車を作らなければいけないので、燃えるはずです。
(6)音楽
1.歌
車の歌と言えば『はたらくくるま』です。低学年向けのような気もしますが、大人でもあまり聞かない車が出てくるので、案外中・高学年でも楽しめるかもしれません。
2.音作り
『救急車の音』『パトカーの音』などお題に合わせて音を作ります。楽器はどれを使ってもOK!にしておくと、(え!その楽器でどうやってやるの?)みたいな人も出てきて面白いです。けんばんハーモニカやオルガンが確実に1番作りやすいんですけどね。
3.音当てゲーム
オルガンで弾いた音が何の車を表しているか考えるゲームです。救急車やパトカーはもちろん、ブルドーザーなども低音で作れそうですね。
余談ですが、音階聞き分けゲームというのも過去記事で紹介しているので良ければご覧ください。音楽でいつも1番盛り上がっていました。
(7)図工
1.絵画
『車』を題材に絵を描きます。車単体で細かいところまでしっかり描写するのも良いですし、車に乗っている様子を描くのも面白いですね。いろいろ出来そうです。
クレパスの使い方、人物の描き方、四つ切画用紙の取り組み方は過去記事を参考にしてください。
(8)家庭科
1.環境問題について考える
若干社会科よりな気もしますが。調理や裁縫などの実習にはつなげにくいので、環境に関するテーマで取り上げるのが良いかと思います。
(9)体育
1.表現ダンス
だめだ…最後まで体育が残ってこれしか思いつかない…!車のダンスってあるのか…いや、小学生の柔軟な頭だったらきっと考えてくれるはず。
(10)道徳
1.交通ルールをテーマにした教材
探せばいろいろ出てきますね。Yさんは以前『そもそもなぜ交通ルールがあるのか』というテーマで話し合ったことがあります。そこから校内のルールなどにも話を派生させることができて面白かったです。
(11)外国語
1.英単語
とりあえず『車』『交通』に関する単語を知ることから始めましょうかね…。外国語は本気で苦手です。
2.英語で車を動かそうゲーム
『右』『左』『直進』などの単語を覚えます。黒板に町の地図のようなものを張り、スタートから目的地まで先生が車を動かします。クラスの人たちは、『右』『左』『直進』(もしかしたら『バック』もいるかも)を英語で指示します。無事にたどり着けたら成功というゆるいゲームです。
(12)総合的な学習の時間
実はYさんの専門分野です。総合的な学習の時間について1時間で考えるのは不可能です。そもそも先生側がテーマを決めるのもおかしな話なのですが…『車』縛りがあるのなら、「今年1年車や交通に関することを何かするよ~。何がしたい?」とクラスの人たちに問うところから始めると良いです。ダンボールで動く車を作るならそれもよし。途中で工場見学とかしてめちゃくちゃ本格的な車が出来上がるかもしれません。担任が1人で考えるより、クラスの人に聞いた方がいいです。
(13)特別活動
学級会をしましょう。テーマは『どの車が1番速く走るか選手権の詳細について』『工場見学に行く際のグループ分けをどのようにするかについて』など、いくらでも話し合う材料があります。
以上、全教科の『車』関係の授業を提案してみました。
なんとか1時間以内に考え付きました…。(記事にする時間は含んでいません)
1つひとつ練っていけばさらに面白くなりそうですね。
『さつまいも』チャレンジとかぶるところもありますが、そこはお許しください。
個人的には『どの車が1番速く走るか選手権』が1番やりたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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