『出来る』ことより『好き』であること。とあるお医者さんの話。
こんにちは、Yです。
やっと作文記事終わ(略)
1週間作文のことを書き続けて頭がふにゃふにゃなので、久しぶりに語るだけの記事にしようと思います。
タイトル通り、とあるお医者さんの話。
ブログを始めて1ヶ月と少し。ようやく教育以外の話が出てくるのか!
いやいや、教育・教師に全く関係のない話はしません(変な意地)。
ただ、今回は大きなくくりとして職業や趣味の話になりそうです。
突然ですが、Yさん数か月前入院していました。(けして病弱なわけではないです)
そのとき担当してくださったのが、Yさんより少し下ぐらいの年齢の先生でした。
Yさんが教師の経験年数10年弱なので、お医者さんとしてはまだ若い方かと思います。
以前はベテランの先生が担当だったので、失礼ながら(若い先生だけれど、Yさんは大丈夫かしら…。)と不安でした(申し訳ない)。
しかし、その不安が一瞬で拭われた瞬間があったのです。
病院には通っていましたが、入院が決まったのは深夜でした。
コロナの影響で、家族ですら面会できないという状況の中、Yさんはたった1人深夜の病院に取り残されたわけです。
しばらくして、「Yさ~ん。」と覗きにきてくださったその先生。深夜なのに笑顔。夜勤だったのかなと思いながら症状を説明するYさん。「とりあえずリラックスしててくださいね~。」と言い残して出ていく先生。
その少し後にこんな会話が聞こえてきたのです。
「先生お疲れさまです。帰ったばっかりだったでしょう?すぐ電話かかってきたんじゃないですか?全然休めてないでしょう。」
どうやら、仕事を終えて帰宅した直後にYさんの入院が決まったので、電話で呼び戻されてしまったようなのです。
うわ~…申し訳ないな、疲れているだろうな、と思って聞いていました。
すると、先生は即答。
「当然です。医者なので。」
この瞬間に、(ああ、この先生なら安心だ。)と思ったのです。
Yさんも、育休前の担任時代に何度も言いました。
「当然です。担任なので。」
この言葉を言うのは、周りから労わられたり、感謝されたりするときです。
要するに、少し無理をしていたり、人のために動いたりしているときなのです。
そしてその時の感情は、けしてマイナスではありません。
この人のために、無理をしてでも頑張りたい。この人の担任であることが嬉しい。教師として仕事をしている今が楽しい。
そうでも思っていなければ、この言葉は出ません。
だから、きっとこの先生も、体調的に楽ではないけれど、医者であることに喜びと誇りをもって、患者さんと接しておられるのではないかと思ったわけです。
入院中、たくさんの先生にお世話になりました。その先生はやはり若い方で、ベテランの先生から指導されている姿も見かけました。3日ぐらいずっと病院にいらっしゃることもありました(多分仮眠程度はとっておられると思うのですが…)。それでも、私を見かけると「Yさ~ん!体調どうですか?何か気になることありませんか?」と必ず笑顔で聞いてくださるのです。
医学に関してはズブの素人なのでよくわかりませんが、年齢的にもまだまだ仕事が『出来る』先生ではないのかもしれません。でも、間違いなく仕事が『好き』な先生なんだと思います。(もちろんベテランの先生と比べると…という意味で、お医者さんとしての仕事はきちんとしておられるのですよ。誤解のないように念のため。)
『出来る』ことより『好き』であること。
仕事であれ趣味であれ、結局1番大切なのはこれではないでしょうか。
仕事が『出来る』人も頼りになりますが、1番仕事をお願いしたいなと思うのは、その仕事が『好き』な人です。
だから、次に入院することがあれば、またこの先生にお願いしたいと思っています。
教師としてのYさんはまだまだひよっこで、『出来る』先生になりたいとは思いますが、それ以上に教師という仕事が『好き』な先生であり続けたいと思います。
職種は違えど、素敵な先生に出会うことができました。(入院も悪くない)
先日別件で病院へ行ったら、以前と変わらずにこにこしながら仕事をしている先生をお見かけしたので、思わず語ってしまいました。
本当に感謝しております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になった、ここをもう少し詳しく!、○○について語ってほしい、などなど、コメントいただけると励みになります( ´ ▽ ` )
↓頑張って更新しますので、よろしくお願いいたします(´ω`)
↓参加しています。クリックしていただけると嬉しいです(´ω`)