独断と偏見で楽しく教育を語る

仕事大好きな現役の小学校教員が、学校やお家で活かせる指導法などを語るブログです。同じ仕事をしている方はもちろん、教員を目指している方、小学生のお子さんがいらっしゃる方(保護者さん)、いろいろな方の参考になればいいなと思います。

学校であだ名が禁止される件について

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こんにちは、です。

最近の教育関係のニュースで1番驚いたのが、あだ名禁止の学校が出てきているということ。

 

どういうこと?

 

Yさんの場合、授業中は教師含め全員が〇〇さんと呼び合うことにしています。クラスの人たちに『公の場である』ということを意識させているからです。休み時間は特に決まりはありません。もちろんあだ名関係で問題が起これば、その時に個人指導と全体指導をします。

 

そんなことをふりかえりながらよくよく調べてみると、いじめ防止につながるため、スクールカーストをつくらないため、などの理由で、一部では禁止の方向に動いているようです。

 

しかし、これに関しては正直うーん…です。

昨日書いた組体操については、廃止の方向に動くことに対して(寂しいけど)理解はできます。

でもこれは…

多少いじめを防ぐかもしれないけれど、あだ名だけやめさせたところで、いじめをする人の根本的な部分は変わらないのではないか…。

おそらく、そんなこと承知の上で、とりあえずあだ名にストップをかけたということなんでしょうね。

 

上記の通り、あだ名関係で問題が起こることは確かにあります。

1番多いのは「嫌なあだ名をつけられた。」「嫌なあだ名で呼ばれる。」というものです。

そこで指導をして、「人の嫌がることをしない」ことや「相手の立場に立って考える」ことを学んでいくのです。Yさんは、「自分が何気なく言い出したことやつけたあだ名が広がって、自分が想像している以上に相手を傷つける可能性がある。1対1の問題ではなくなる。」ということも伝えるようにしています。クラス全体に問題提起し、あだ名に関して考えさせる時間をとることも時には必要かもしれません。そもそも、名前で人をいじる、からかうということが間違いですからね。

 

ただ、最初から禁止にしてしまうと、「なぜ嫌なあだ名をつけてはいけないのか」という問いに対して「禁止されているから」という答えのみになってしまいます。

本当にそれでいいのでしょうか。

そこで「つけられた人が悲しいから」「自分がされたと考えたら嫌だから」と考えられるように指導していくのが教育現場ではないでしょうか。

 

「禁止されているからあだ名はいけない」のではなく、「相手が嫌な思いをするのならあだ名はいけない」が本質ですよね。

 

もちろん、私たち教師側の力不足も否めません。

あだ名関係で嫌な思いをしている人にとっては、禁止にしてくれた方がありがたいのだと思います。

 

しかし、特効薬として「一律あだ名禁止」としてしまうよりは、「このあだ名は良くないからやめようよ」と思える人たちを育てていきたい。そういう雰囲気のクラスにしていきたい。

もちろん、あだ名関係で悩んでいる人がクラスにいたら、その人をしっかり守って周りを指導していきたい。

 

禁止の動きがある学校さんも、色々と検討した上で『いじめ防止』を最優先にされたのだと思います。だから、けして間違っているとは思いません。

 

今後が気になる話題です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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