独断と偏見で楽しく教育を語る

仕事大好きな現役の小学校教員が、学校やお家で活かせる指導法などを語るブログです。同じ仕事をしている方はもちろん、教員を目指している方、小学生のお子さんがいらっしゃる方(保護者さん)、いろいろな方の参考になればいいなと思います。

【絵画⑤】低学年:四つ切画用紙に挑戦!スモールステップで楽しく仕上げる方法とは!?

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某児童「今日図工する?」

某児童「昨日の絵の続き、早く描きたいな~!」

 

こんにちは、Yです。

こんなふうに言ってくれる人たちばかりなら図工指導も楽なんですが。

まあそんなわけありません。

低学年の人たちに図工に取り組んでもらう上で1番の敵

それは、

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本当は2時間続きで図工をしたいところなんですが、Yさん低学年のクレパスは1時間しか取らないことが多いです。

なぜなら、

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2時間目にはになってきちゃうんですよね。

絵の具を使い始めたら、最初と最後に片付けがあるのでそれ込みで2時間やりますが…。

 

そんな低学年の人々に四つ切画用紙はとてつもなくドデカい。

完成まで集中して描くなんて、まあ難しいものです。

 

そこで、1時間ずつスモールステップで描いていけるように、どのような手順で指導しているのか紹介したいと思います。

 

夏休みの宿題でお困りの保護者の皆さまも、ぜひ参考にしてください(∩´∀`)∩

 

 

(1)四つ切画用紙完成までに必要な工程

  1. 描くものを決める
  2. 下描き
  3. クレパスで塗る
  4. 絵の具で背景を塗る

これだけ見れば「案外簡単やな。」と思ってしまうんですが、実際はそうじゃないのです。

描くものを決める?どうやって?

下描きってどの程度描くの?

実は、それぞれ押さえるべきポイントがあります。

 

過去記事の内容も出てきますので、この記事から見てくださった方はこちらもご覧ください。

rico-ysan.hatenablog.com

rico-ysan.hatenablog.com

rico-ysan.hatenablog.com

 

(2)工程ごとの進め方

1.描くものを決める

・自分でイメージできる人はいいのですが、何を描いたらいいのかわからないという人も多くいます。そのため、テーマに合わせて、参考になりそうな本などを教室に置いておきます。(食べ物がテーマなら食材が出てくる絵本を置くなど)

・何を描きたいのか、いくつかの段階に分けて決めます。その際、こういった思考ツールを使うと整理しやすいです。

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低学年はひらがなにしたり、高学年はもう少し細かくしたりと、どの学年でも応用できます。

 

2.下描き

・まず第一に、低学年の下描きは鉛筆を使いません。低学年絵画の良さの1つとして、のびのびとした線で自由に描いていることが挙げられます。そのように描こうと思ったら、鉛筆で描いては消し描いては消し…というふうにしない方がいいからです。しかし、いきなりクレパスで描いたらぐちゃぐちゃになること間違いなしです。そこで、Yさんは黄色のクレパスである程度形を描いてしまうように教えています。

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前回の記事で言えばこの状態です。

黄色は他の色を上から塗っても違和感が出にくいです。ただし、人物の形を描いておく場合は、肌色で下描きする方が良いので気を付けてください。

・どの程度下描きするべきか、という点に関しては、すべてを細かく描く必要はないです。上の写真程度描いておけば十分です。人物ならこれくらいで大丈夫です。

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・間違っても「さあ描きましょう!」の指示だけで始めないでください。

「ピラミッドの1番上に書いたものは何だったかな?1番描きたいと思っていたものをドドンと描きましょう。はみ出し描きを使ってもいいですよ。」

「描けましたか?では、ピラミッドの2の部屋に書いたものを描きましょう。重ね描きを使って、後ろから覗いているように描いていこう。」

といった感じで、自分が描こうと思っていたものを前から順番に描けるように、細かく声かけ・指示を出していきます。

 

3.クレパスで塗る

・全体を見て、薄い色から塗っていきます。ここまできてしまえば『ぬりえ』とほぼ同じ状態なので、細々と指示を出す必要はありません。「白いところは残ってないかな?」「クレパスの先は汚れていないかな?」「画用紙にクレパスのカスは付いていないかな?」と注意喚起する程度で十分です。

 

4.絵の具で背景を塗る

・1つ目の方法は、ティッシュで塗る技です。筆に慣れていない低学年にはおすすめです。ティッシュをてるてる坊主のような形にして、ポンポンと押し付けるように着色していきます。色が薄く出るので、クレパスの絵が目立って良い感じになります。

・2つ目の方法は、筆で塗るメジャーな着色の仕方です。クレパスは絵の具をはじくので、薄い色で背景を塗るのであれば、色混ざりはあまり気になりません。低学年が筆で背景を塗るときは、濃い色にならないように気を付けてあげてください。

 

(3)まとめ

今回は、四つ切画用紙に挑戦する際の手順について紹介しました。

テーマによってやり方は多少変わりますが、だいたいこの手順で出来ます。途中出てくる思考ツールは若干変わってきますかね…。今回載せているのは、食べ物をたくさん描くときに使ったもののアレンジverです。

とにかく、1番言いたかったのは、これぐらいスモールステップでいきましょうということです(端的すぎる)

学校でもご家庭でも参考にしていただけると嬉しいです(∩´∀`)∩

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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