独断と偏見で楽しく教育を語る

仕事大好きな現役の小学校教員が、学校やお家で活かせる指導法などを語るブログです。同じ仕事をしている方はもちろん、教員を目指している方、小学生のお子さんがいらっしゃる方(保護者さん)、いろいろな方の参考になればいいなと思います。

教育現場に競争は必要か

f:id:RICO_Ysan:20201012152210j:plain

こんにちは、です。

今回も#わたしのおすすめマンガ2020に便乗して、殺せんせーに感謝を伝えようと思っていたのですが、大学生の課題レポートレベルの長文になりそうだったので(おい)、一先ずタイトルにもある通り『教育現場に競争は必要か』ということについて語っていこうと思います。(『暗殺教室』の好きな場面は使わせていただきます。)

 

さて、『暗殺教室』にはこんな場面があります。

f:id:RICO_Ysan:20201012000419j:plain

出典:松井優征暗殺教室』より

テストというものは、勝敗がはっきり分かれます。点数がつけられるからです。

当たり前ですが、「頑張って勉強していたから、いくつか間違っているけど100点‼」とはなりません。シビアな世界です。

そのテストで競うことは、小学生にとって良いのかどうか。

勝ち負けをはっきりさせる必要があるのかどうか。

 

 

結論から言うと、私は成長のために競争は必要だと考えています。

テストに限らず、様々な場面で競うことは大切だと思っています。

 

しかし、昨今の教育現場では、競争させることを避ける傾向があるように感じます。

 

私は教師として働き始めたころ、クラスの中で競う場面を多く設定していました。

しかし、それを先輩教員さんに叱られ、止められてしまったのです。

 

競争を避ける理由としては、主に以下のように言われていました。

1つ目は、自尊心を損なわないようにするため。勝ち負けをはっきりさせてしまうと、(自分はダメなんだ。)と思ってしまう人がいるからです。

2つ目は、個別に配慮が必要な児童が増えているため。支援学級在籍の児童は年々増えていますし、在籍はしていなくても個々にサポートしている児童は多くいます。順位や勝敗をはっきりさせると、その児童が目立ってしまうからです。

 

上のように言われて、目が点になったことを覚えています。

(違うでしょう。)が正直な気持ちでした。今でも違うと思っています。

もちろん、すべての学校さんが上記のような状態だとは思っていません(念のため)。しかし、私が初めて勤めた小学校では、本当に年々競争させる場面が減っていったのです。

(例えば、『クラス対抗大縄大会』は無くなって、『大縄記録会』になりました。順位をつけてしまうと、頑張ったのに最下位になってしまったり、負けたことを支援学級在籍の児童のせいにされてしまったりするのはよくない、といった理由だったと思います。)

 

私は、上記の理由2つに対しては以下のように考えています。

1つ目に関しては、順位をつけること自体が悪いわけではないのです。1位になって嬉しい気持ちはもたせてあげていいのです。負けた人、出来なかった人を馬鹿にしなければいいのです。負けてしまった人、上手くいかなかった人が挫折しないように声をかけること、そこから這い上がる力をつけてあげること、それが担任の仕事だと思います。負けたら落ち込んでかわいそうだから初めからやらない、これのどこに教育の要素があるのでしょうか。

2つ目に関しては、難しい問題ではあります。私は小学校で担任をしていますが、実は特別支援学校でも教師ができるように免許を持っています。なので、個別に配慮が必要な児童が増えていることも十分理解しています。しかし、出来ない人がいるから全員やらせない、というのはおかしな話だと思うのです。そこで思考を停止させずに『どうすれば一緒にできるのか』を考えるべき、というのが私の考えです。大縄にしても、何か方法を考えたり、少しルールを付け加えたりすることで、一緒にできるかもしれない。それを一緒に考えられるクラスにしていくべきだと思うのです。(私のクラスでは大縄で跳ぶことが難しい支援級の児童がいたので、クラスで相談して「練習中だから今は通り抜けるだけでもいい!」というルールを設けていました。それで他クラスと同じくらいの記録を出すことができていましたし、その児童自身も熱心に練習に参加していたのです。)

 

では、競争することでどんなメリットがあるのか。

1つは、競い合うことでお互いが伸びていくことです。テストのように個人で競うことに関してはこのメリットが1番です。『負けたくない』という気持ちで、人はぐっと成長します。

もう1つは、団結力が高まることです。上記の大縄のように、対抗戦形式の場合はこのメリットが1番です。『一緒に頑張ろう』という気持ちで、団結力はぐんぐん高まっていきます。

 

競争をすることで、負けてしまって挫折しかけることもあるでしょう。仲間割れが起こってしまうこともあるでしょう。

しかし、悔しくて泣けること、意見が食い違って言い争いになること、すべて本気で取り組んでいるから起こりうることではないでしょうか。

そしてそれらは、成長のために必要な要素ではないでしょうか。

そういった経験を繰り返して、成長していくのではないでしょうか。

 

もし、負けたことを誰かや何かのせいにしてしまうのだとしたら、その時点で指導すればいいです。それが恥ずかしいことだと、小学生のうちに学べばいいのです。

 

色々な意見があるかと思いますが、私は競争が好きです。

クラスの人たちにはこっそり競争させています(小声)。

勝つも負けるも、必ず自分自身のためになると信じているからです。

おそらくそのおかげで、私のクラスは頑張れる人が多いです。

勝つことも負けることも知っています。その経験があるから、何に対しても本気で頑張ろうと思えるのだと思っています。

 

つらつらと語ってしまいました(つぶやきというレベルではない)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考になった、ここをもう少し詳しく!、○○について語ってほしい、などなど、コメントいただけると励みになります( ´ ▽ ` )

頑張って更新しますので、よろしくお願いいたします(´ω`)

参加しています。クリックしていただけると嬉しいです(´ω`)

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村